潜り続けて23年のダイバーが、フォトエッセイで伝える海中世界!
60万の人口を擁する、本土最南端の大都会・鹿児島。
その目の前に広がる錦江湾は、火山灰や生活排水で汚れた海だと思われるかもしれません。
しかし、その水面下には命のきらめきに満ちた世界が広がっているのです。
本書は錦江湾を愛し、潜り続けた筆者による、錦江湾へのオマージュです。
桜島のふもと、錦江湾の海面下に暮らす生き物たち204種を、約230点の水中写真と
エッセイでご案内します。
本電子書籍は、2001年7月から2004年5月まで南日本新聞夕刊に連載され、
2006年7月に南日本新聞社より発行された『桜島の海へ 錦江湾生き物万華鏡』を再編集、
一部改訂したものです。
※連載当時の雰囲気を残すために、一部の内容をそのまま掲載している箇所があります。
ご了承ください。
プロフィール
出羽慎一(でわ しんいち)
昭和44 年、大阪府生まれ。
鹿児島大学大学院水産学研究科修士課程修了。
専攻は魚類の行動生態学。毎日のように海に潜り、魚の行動を追う日々を送る。
平成8年から3年半、(財)鹿児島市水族館公社展示課職員として、かごしま水族館オープンに携わる。
平成12 年、「ダイビングサービス海案内」を設立。鹿児島県内の海を中心に、川、池、湖などの
水中ガイド、生物の生態撮影、生物調査の仕事に従事。年間300 日以上鹿児島の水中に潜る。
日本魚類学会・日本水産学会会員/PADI ダイビングインストラクター/NACS-J 自然観察指導員
《ご注意》
当電子書籍は、収録内容が充実しているため、データ容量が大きめになっております。そのため、
起動時に50秒ほど、時間がかかりますことをご了承ください。